チャイ CHAI
シチュード ティー STEWED TEA
インドなどでは、お茶のことをチャイと呼び、紅茶といえば鍋を使って水や牛乳で煮出したものをいいます。ティーハウス ムジカでは、シチュード ティーとしてご提供されています。
多くはスパイスを加えるので、シナモンティー、マサラティーなどとなるわけです。ここにお好みで砂糖を加えれば、チャイの美味しさが一層引き立ちます。水・牛乳・茶葉・スパイスの量は、あくまでも目安です。お好みの味が見つかるまで、何度でも挑戦してみて下さい。
用意するもの
🍀茶葉(アフリカン ジョイ・スター オブ ベンガル・アッサム CTC・プライド オブ スリランカなど、形状が細かいもの) 🍀スパイス 🍀牛乳 🍀水 🍀手鍋 🍀茶漉し
💡茶葉の量はお好みで決めて下さい。目安は、標準ティーカップ一杯につきティースプーン山盛り一杯というところです。
💡水と牛乳の量・割合は、カップの容量と好みの濃さによって変えてください。目安は、カップ7分目の水にカップ半分の牛乳です。
手順
- 手鍋に人数分の湯を沸かす。沸き始めたころに、人数分の茶葉を入れ、火を止めずに2分ほど煮る。
- スパイスを入れ、全体にかき混ぜる。
- 味が溶け出すように、30秒ほどそのままにしておく。
- 牛乳を加え、再び沸騰させる。
- 茶漉しでこしながら、温めておいたカップに注ぐ。
紅茶は、お茶の樹の葉を完全発酵させて作る茶をいいますが、ひとくちに紅茶といってもいろいろなキャラクターがあります。国や地域の違いであったり、茶葉の形状であったり…。
『ASSAM CTC(アッサム シーティー シー)』は、インドのアッサム地方で、CTC製法で生産されている紅茶です。
アッサム地方では、葉が大きく分厚いアッサム種の茶葉が植えられていて、比較的色が濃く、力強い味わいの紅茶に仕上がります。またCTC製法とは、葉をつぶしたり切ったり(CrushまたはCut)、引き裂いたりして(Tear)小さくし、最終的に丸める(Curl)といった工程で行われる製茶の方法をいい、こうすることで短い抽出時間(約2分)で濃い紅茶を淹れることができます。
したがって『ASSAM CTC(アッサム シーティー シー)』は、色も味も濃く、茶の成分が早く抽出されるため、ミルクをたっぷり入れるミルクティー、またはインドなどで一般的に飲まれている「チャイ」を作るのに適しています。
「チャイ」は、手鍋で火にかけながら、水と牛乳で紅茶を煮込んで抽出する“煮出法”という方法で淹れられる紅茶です。ムジカでは、‘煮込む’ということから「シチュード(Stewed)ティー」とも呼んでいます。水と牛乳の割り合いや、煮込み時間でコクや味わいが変わる「チャイ」、またインドでは主流の、シナモン・ジンジャー・カルダモンなどのスパイスを加えると味わいががらりと変わる「チャイ」、何度も作るときっとお好みの味が見つかります。とても魅力的な飲料ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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