全国的にPCR陽性者が増加傾向となっており、大阪府でも陽性率がやや上昇傾向にあります。下の図が2021年1月1日からの大阪府の状況ですが、7月の後半から陽性率が10%に近づく日が出てきています。
では、その内容は一体どうなっているのでしょうか?
大阪府が発表している資料ではイマイチ全体的な数字が分からなかったので、2021年1月1日から現在までの検査陽性者・重症・死亡の年代別内訳を集計してみましたので、皆さんと共有したいと思います。
下の表が日々大阪府から発表される数字を月別で集計した表になります。2021年1月1日から8月1日までの数字ですので、実質は1月~7月までの数字となります。
この表を見れば歴然としていますが、7月の重症者、死亡者が極端に下がっています。陽性者は6月と比較すると3倍ほどになっていますが、重症者、死亡者共に6月よりも減少しています。
陽性者が増加した後、重症者や死亡者が増加するという見方もあるかもしれませんが、全期間を通しても40代以下の重症化率や死亡率はそれほど変化はなく、むしろ7月については、6月と比較してほとんどの年代で下がっています。
上の表が1月~7月までの総数と7月単月の比較ですが、やはりほとんどの年代で重症化や死亡の割合が減っていることが分かります。特に高齢者は陽性者自体が激減しており、それに伴って重症、死亡の人数も激減しているのが分かります。
8月に入って状況がどのように変化するかは分かりませんが、日々の陽性者数に一喜一憂することなく、冷静に数字を見るようにしましょう。
世間の報道とは真逆で、ウイルスが弱毒化していれば嬉しいですね!
0 件のコメント:
コメントを投稿