先月の記事でも紹介しましたが、本日ようやくドットインパクトプリンタを納品しました。お客様が使用されていたプリンタがIBM製の約30年戦士だったため、問題なく入替作業が完了するか不安もありました。
本日納品したエプソンVP-D1800(ドットインパクトプリンター) |
まずは納品機の開梱からスタートです。保護材やシールを外し、トラクタユニットやインクリボンの取り付けます。インクリボンは機種によって形も取り付け方も異なるため、確認しながら慎重に取り付け方法、取り外し方法を確認しました。
ようやく設置できる状態になったため、電源コードを接続し、USBケーブルをプリンタ側だけ差し込んだ状態でパソコンへのプリンタドライバインストールを開始しました。途中でプリンタとのUSB接続を促すメッセージが表示されたため、パソコン側のUSBケーブルを接続、問題なくプリンタドライバのインストールが完了しました。
ドットインパクトプリンタの主な作業はここからで、こちらのお客様では、請求書と給与明細書を出力されています。まずはソフト側で使用するプリンタを新しいプリンタに変更し、まずは給与明細書から印字位置の調整をスタートします。用紙サイズ(連続用紙種類)の設定を行い、スプロケット(連続紙を穴で固定するもの)の位置を調整し、テスト印字を何度も繰り返します。左右の位置から調整し、ソフトのプリンタ設定で上下左右の微調整(余白設定)を行います。連続紙の場合は、用紙サイズの設定を間違うと、複数枚を出力した際に徐々に印字がズレることがあるため、テスト印字を複数回出力し、ズレがないかも確認しました。
ソフトが変わって請求書の印字テストも行いました。給与明細書と用紙サイズが少し違うため、左のスプロケットは触らず、右のスプロケットで紙幅を調整し、ソフトで使用するプリンタの変更、余白設定で微調整を行い、テスト印字をお客様に確認していただいて納品作業が完了しました。
約1時間半ほどで作業が完了したため、ドットインパクトプリンタの納品にしてはスムーズに終わった印象です。用紙の種類やソフトの設定によっては一筋縄ではいかないこともあるため、必要事項を事前に確認した上で今後も納品作業に臨みたいと思います。
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