2022年2月2日水曜日

大阪府の感染状況(新型コロナウイルス)2022年1月

 巷では、新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るっているようなので、大阪府から発表されている数字を少しまとめてみました。

大阪府検査数月別合計0202
大阪府検査数月別合計

11月、12月は検査数は大幅には下がっていなかったようなのですが、陽性者数が極端に減っています。専門家の方もはっきりとした理由が分からない自然減ですね。

1月に入り、陽性者数の増加に伴い、11月と12月の合計よりも多くの検査を行った結果、2021年の陽性者合計(173,232名)の73.6%に相当する127,619名の陽性者が確認されました。

陽性者の内訳は、感染経路不明者(99,587名:78%)、感染経路不明者の濃厚接触者(27,524名:21.6%)、クラスターに該当する陽性者(508名:0.4%)となっており、圧倒的に感染経路不明者だったことが分かります。これだけの陽性者がいて、クラスターの割合がこれだけ少ないことを考えると、今までの感染対策を考え直さなければならないような気がします。(上記の陽性者の内訳は、2/1より大阪府は発表しなくなりました…)

圧倒的な陽性者と比べて、重症者や死者はそれほど増加しておらず、世間でも言われているように弱毒化していたデルタ株よりも、更に弱毒化していると思われ、数字の上では1桁違う状況になっています。

大阪府 陽性者数・重症者数・死者数の推移0202
大阪府 陽性者数・重症者数・死者数の推移

大阪府 陽性者内訳2022年1月
大阪府 陽性者内訳2022年1月

また、デルタ株の流行までは、陽性者の増加に合わせて重症者が増加し、その後に死者が増加するという傾向でしたが、今回のオミクロンは重症者と死者がほぼ同時に増加しています。

増加傾向にあるとはいえ、昨年1月と比較しても、重症者数、死者数ともに数字としては下回っている状況です。季節的な要因もあると思いますので、基本的な感染対策を行い、規則正しい生活を心掛けましょう。

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