また、共有フォルダ内に様々なフォルダを作成できるため、用途に応じてフォルダが増えていき、中のデータが必要なものかどうかが曖昧になっていきます。NASの入れ替えなどで見直すタイミングがあればいいのですが、膨大な数になったファイルにたいして、一つずつ要不要をチェックするのは現実的に難しいため、結局はそのままデータを移行するということが多いのではないかと思います。
それが重なると、NASなどを入れ替える度に保存するデータ容量が増加していくか、容量不足になったタイミングで、NASを増設する必要が出てきます。NASの容量を増やせば、当然バックアップ先の容量、バックアップにかかる時間なども増えることになるので、本来は出来るだけNASに置くデータ容量を小さくするのが望ましいと思います。ただ、最近は画像、動画などのデータを保存することも多く、どうしても容量が大きくなることは避けられないかもしれません。
そこで、日常業務で必要なもの(更新していく必要があるもの)をクラウドで共有し、それ以外の保存しておくべきもの(参照用や添付用)をNASで共有する、というような運用で、データの要不要を判断することができるのではないかと考えています。
この運用がうまくいけば、NASにある更新用のデータは必要なくなり、NASに保存するデータもある一定の期間で消去するなどの運用が出来る可能性があります。
これはあくまで私の頭の中で考えていることですので、実際にお客様にいろいろと運用をお聞きしながら、何かいい方法を考えたいと思います。
皆さんに参考にしていただける内容がありましたら、また記事にしたいと思います。
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