2021年4月12日月曜日

4/12 今日の気になる記事

 


【Forbes JAPAN(msn News)】

ジェンダーギャップの解消は135年後? 他の先進国に遅れる日本に求められる視点

【ASCII(msn News)】

「企業ではデータ復旧の58%が失敗」Veeamグローバル調査結果

【毎日新聞】

ワクチン重い副反応79例「重大懸念認められず」 厚労省検討部会

【時事通信社(msn News)】

痛みや発熱、免疫できる兆候=専門家「過度な心配不要」―コロナワクチン

【石川テレビ(Yahoo!ニュース)】

“ワクチン2回目接種済み”で新型コロナに感染…病院勤務の派遣社員 接種4/3に終え10日陽性



世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ・レポート」の中から、「政治参画」と「経済」の分野に焦点を当てた記事です。

ジェンダーギャップ指数は、経済・教育・医療・政治の4分野14項目のデータで各国の男女の格差を分析した指数で、日本は調査した156カ国中120位でした。
その中でもスコアが低いのが「政治・経済」の分野になります。記事内では、女性の政治・政策決定過程への参画拡大のために、選挙の候補者の決定プロセスの透明化など、女性をはじめ幅広い人達の政治参加が進むよう、議会や選挙の運営方法の更なる工夫が必要だということが書かれています。

これは確かにその通りで、有名人や世襲など、知名度のある人間を優先している風潮があります。制度を整えることも必要ですし、人々が政治に参画することも必要だと思います。

もう一つが「経済」ですが、これは企業内における女性幹部・管理職の数が少ないということがスコアを下げている要因です。今後、各企業としては、この問題について改善することが求められそうです。

ただ、この記事内に記載されている文言で、一部引っかかる部分があります。それは、政治や経済におけるジェンダーギャップの解消のために、「育児や介護など家庭における無報酬の仕事の負担」をより男女公平にしていくことが必要という部分です。

育児や介護を「無報酬の仕事」と考えるのにも違和感がありますが、それによって女性の社会進出への妨げになっているかのような文言には賛同しかねる部分があります。育児も介護も永遠に続くものではなく、コストを掛ければ外部へ委託することも出来ます。

他人に任せるよりも自分自身の手で行うということも選択肢の一つですので、女性が仕事に出ず、家庭で育児や介護を行なえばスコアが下がるような指数を絶対的なものとすることは危険です。

政治・経済の分野での女性登用の機会は男性と平等が望ましいと思いますが、意欲や能力が求められることは言うまでもありません。



企業におけるデータ復旧の58%は失敗しているという調査結果がVeeam Softwareより公表されました。この調査は同社が毎年、グローバル企業のIT幹部3000人以上を対象に行っているもので、日本からも230人以上が回答しています。

日本固有の課題としては、「レガシーシステムのデータ保護」があり、17%の企業では1年に少なくとも1回は「予期せぬサーバー停止」が発生しており、過去1年間に予期せぬシステム停止を経験した企業は95%にものぼるそうです。

バックアップジョブのエラーと復旧ジョブのエラーの割合を合わせると、日本でも55%にのぼり、重要データの半分は復旧出来ない現実があるということです。記事内ではそのような状況をふまえて、今後よりクラウドへの移行が進んでいくとの内容になっています。

中小企業では、全てをクラウド環境へ移行するのは現状では難しいかもしれませんが、最低限バックアップが取れているかのチェックとクラウドとオンプレのハイブリッドでのバックアップを検討するのがいいのではないでしょうか。



こちらは9日の記事ですが、厚生労働省は9日、米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの接種後の副反応について検討する専門部会を開きました。約110万回接種され、重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」の国際的な基準に79例が該当したと公表しました。

ほぼ全員が軽快し、ワクチンの安全性については引き続き「重大な懸念は認められない」と評価したとのことですが、記事内にはワクチン接種後に死亡した事例として6例あったことにも触れられており、「いずれも因果関係は評価できないが、ワクチンとの直接的な関係性を示す事実はない」としたとも書かれています。

厚生労働省のホームページで公開されている資料によれば、重篤度が「重い」となっていて「未回復」の方もいるため、記事にあるほぼ全員というのが何人を指しているかが不明ですが、100万回で5件程度とされていたアナフィラキシーが70件以上発生し、因果関係は不明ながらも6名の方が亡くなっている(最も若い方は26歳の女性)状況だけでも、「重大懸念はない」とは言えないのではないかと思います。

新型コロナワクチンは新しい技術を用いているため、長期的な体への影響が確認されておりません。また、国内の治験は160名だけで認可されたため、もっと慎重に内容を検討する必要があるのではないでしょうか。

事前に知らされていたアナフィラキシーの発生件数に大きな開きがあることからも、日本人に対するワクチンの影響をしっかりと検証すべきだと思います。



上の記事とも関連しますが、専門家の話として、「痛みなどの副反応は免疫ができ始めた兆候。すぐ収まるなら過度の心配は不要だ」と書かれています。厚生労働省研究班によると、1回目の接種を受けた人の92.3%が痛みを感じたほか、23.2%が倦怠(けんたい)感を訴え、3.3%で37.5度以上の発熱が見られた。2回目では割合が大幅に高まり、倦怠感は69.3%、発熱は38.1%だった。痛みや発熱が出るのは接種翌日が多く、ほとんどは早期に回復したそうです。

東京大の石井健教授(ワクチン科学)は「有効性が高い他のワクチンに比べて割合が飛び抜けて高いわけではない。痛みや頭痛、発熱などは未知の病原体に対する免疫が体内で作られ始めている証拠だ」と指摘しており、1日で収まるなら心配はないとし、「痛みなどがある程度出ることを理解し、正しく怖がった上で接種を受けることが重要。念のため、仕事などの休みの前日に受けてほしい」と述べたそうです。

新型コロナ用の他のワクチンと比較すれば副反応の割合は飛び抜けて高いわけではないかもしれませんが、インフルエンザワクチンと比較すると副反応の割合は飛び抜けて高く(インフルエンザの場合は5~10%に発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などの副反応)、これだけでも心配になるのが正常な反応です。

ましてや長期的な反応については不明な部分も多く、専門家が「過度な心配は不要」と発言するのは、問題があると思います。

厚生労働相が出しているワクチンの説明書にも「なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。」という一文が記載されており、「何が起こるか分からない部分もあるが、それでも接種することをお勧めします」というべきではないでしょうか。



新型コロナワクチンの2回目の接種を4月3日に終えた石川県立中央病院に勤務する派遣社員が新型コロナウイルスに感染しました。この派遣社員は別の感染者の濃厚接触者として検査を受け、10日に要請が確認されたということです。

この方は症状が出ていないということですので、「無症状」ということになります。

但し、現状ではワクチンを打っていなければ「感染者」と見なされます。この方が「感染者」という扱いになるのかは不明ですが、今までの理屈で言えば、無症状者も感染させるリスクがあるということになります。

ワクチンを2回接種しても検査で陽性になる可能性があるのであれば、この検査とワクチンのループは永遠に続くことになります。

今後、ワクチンを2回接種した医療従事者で検査が陽性になるケースが出てくると思いますが、検査は適切なのか、ワクチンはどのように作用するのか等、もっと情報を公表してもらいたいと思います。

今回のようにワクチンを接種後でも陽性になるのであれば、検査方法自体見直す必要があるでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

最新の記事

IT導入補助金2024 ITツール登録①

IT導入補助金2024の申請用ITツールとして、株式会社エッグの「倉庫管理」を登録しました。 倉庫管理V7 | 株式会社エッグ (egg-net.co.jp) こちらのソフトは、 倉庫管理に必要な[入庫処理] [出庫処理] [移動処理] [倉庫請求処理] といった保管荷役業務に加...

人気の投稿